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国産クラシック オールド   写真をクリックするとさらに大きなカタログ写真が表示されます。
製作家/商品名 中出 敏彦 Toshihiko Nakade演奏動画あり
モデル/品番 Model/No. No.1000A
005_11_nakadeT_02_171
弦長 Scale Length 655mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 1971年
表板 Top 松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.0mm/6弦 4.2mm

〔製作家情報〕
1932年東京生まれ。ジャパンヴィンテージの筆頭格として河野賢と共に名の挙がる中出阪蔵(1906~1993)の次男。父の教えのもと16歳よりヴァイオリンとギターの製作を開始し、5年後にはギター製作に専心するようになります。1960年には自身の独立した工房を開設し、オリジナルラベルでの製作を開始。その後1968年にはスペインに渡り、マドリッドの製作家エルナンデス・イ・アグアドの工房に入門。この名工からの影響が決定的となり、自身のその後の製作哲学を明確に方向づけられることとなります。外観的な意匠や楽器構造、音色的な特徴においてその影響は如実に表れており、そこに氏独自の個性を注ぎ込んだ楽器はその勇壮な鳴りと豊かな表情とで人気を博します。

80歳を越えた後も製作は衰えず、中級者用のすぐれたミドルクラスから、国内製作家としては最高値となる250万を越えるハイスペックモデルまで、一貫して細かな部分まで手の行き届いた高品質を維持して出荷を続けてきた、そのブランドとしての気位の高さはやはり敬服に値するものでしょう。邦人製作家の最長老として、近年は限定的ながらも製作を続けていましたが、豊富なストックを誇っていた木材を全て使い終わったところで製作を引退。スペイン的なニュアンスを感じさせる国内ブランドの代表格としての地位を揺るぎないもにしてきた氏のギターは、近年は父阪蔵氏と並び、海外でも人気の高まっているアイテムとなっています。同じギター製作家(現在は引退)の中出輝明氏は兄、中出幸雄氏は弟、また中出六太郎氏は叔父になります。

〔楽器情報〕
中出敏彦1971年製作のNo.1000Aモデル Usedの入荷です。当時のこのブランドの上位機種の一つで、横裏板は中南米ローズウッド、ヘッドは師アグアドの影響を如実に受けたデザインで凝った細工のもの。スペインでの修行から帰国して間もないころの作ですが、音においても既に後年の彼のギターを特徴づける要素が十全に備わっています。

しっかりした音圧で、倍音が豊かに響き、体感的に包まれるような明るい鳴り。スペインそのものとは言えないまでも、彼自身の経験から醸成したであろうスペイン的イメージに着地させており、それがこの楽器に充実したアイデンティティを付与しています。加えておそらくは経年の弾き込みによるものか、単音には(特にアポヤンドで弾いたときなどは)たっぷりとしたコクがあり、豊かに歌うところが魅力的。

表面板力木配置はサウンドホール上下(ネック側とブリッジ側)に各1本のハーモニックバー、そのうち下側のほうのバーの中央部分を起点として高音側横板の下部ふくらみ部分に向かって斜めに下りてゆくもう一本のバー(トレブルバー)、扇状力木は等間隔に7本、それらの先端をボトム部で受けとめるように2本のクロージングバーがハの字型に配置されており、またちょうど駒板の位置にはほぼ同じ面積に補強プレートが貼られているという構造。扇状力木の本数と配置など若干異なる部分はありますが、これは師であるアグアドのギターを基本としているものと言えます。レゾナンスはG#の少し上に設定されています。

表面板のブリッジ下1弦側と6弦側とに1か所ずつボトムまでの割れ補修歴があります。また同じく表面板の高音側下部ふくらみ部分に数センチの割れ補修歴があります。これらは3か所とのも内側よりパッチ補強が施されております。その他やや深めの搔き傷、打痕、弾きキズが数か所あります。横裏板は衣服等による細かな摩擦あとや部分的な変色など見られますが大きな傷はありません。ネック、フレット、糸巻など演奏性にかかかわる部分も良好です。ネックシェイプは厚めのDシェイプ。弦高値は3.0/4.2mm(1弦/6弦 12フレット)、サドルには2.0~3.0mmの余剰があります。全体はカシュー塗装による仕上げで、経年により塗装表面には細かなウェザーチェックが入っていますが継続しての使用には現時点で問題ありません。





定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  165,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 野上 三郎 Saburo Nogami
モデル/品番 Model/No.
005_nogamiS_190_01
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 1990年
表板 Top レッドウッド Solid Redwood
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
付属品 Option 軽量ケース
備考 Notes
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:エバルド
弦 高:1弦 2.7mm/6弦 3.8 mm


[製作家情報]
野上三郎 Saburo Nogami 1959年に河野賢に弟子入りし1970年初頭まで同工房で研鑽を積みながら製作に従事。独立後は通常のクラシックモデルのほか、リュートやビウエラ等の古楽器、アルトギター等の合奏用ギターなども精力的に製作。新堀音楽院との長年にわたるコラボレートも同時期に始まっており、アンサンブル用のギター製作をほぼ担当している。これと並行して入門用のギターの普及に力を入れ、当時の全音楽器、日進工業生産のギター監修をつとめ、また矢入一男(K.Yairi)ギターとも1990年代までほぼ彼の製作史の最後にまでわたっての協力関係を築いており、同ブランドのクラシックギター開発に寄与している。

[楽器情報]
野上三郎製作 1990年製Usedです。表面板はその名の通り赤色が印象的なレッドセダー、横裏板はハカランダ材を使用。ロゼッタデザインはホセ・ルイス・ロマニリョスの有名なモスク柱廊デザインを採用し、ヘッドシェイプは三つの山を象ったいわゆるトーレスタイプで、スロッテッド部分は裏側からメイプルの板で塞ぐようにしてあります。表面板駒板からボトムにかけて一か所の割れ修理歴、同じく下部低音側ふくらみ(横板との接合部に近い部分)にやや大きめの打痕補修と割れ補強跡があります。表面板はその他全体に大小長短のスクラッチ傷、打痕等あります。裏板は上部高音側に一か所、同じくボトム部分低音側と高音側両方に一か所ずつ割れ補修歴があり、また全体に細かな摩擦キズなどがあります。ネックは良好な状態を維持しており、フレットも1~4フレットでやや摩耗ありますが演奏性には影響のないレベルです。ネックシェイプはDシェイプの薄いフラットな形状。弦高値は2.7/3.8mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰が1.5mm ほどあります。

定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  165,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 野上 三郎 Saburo Nogami
モデル/品番 Model/No. (為書きラベル)
005_nogamiS_190_02
弦長 Scale Length 637mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 1990年
表板 Top 杉 Solid Ceder
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
付属品 Option ハードケース 茶
備考 Notes
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:カシュー
糸 巻:ゴトー(単式タイプ)
弦 高:1弦 3.0mm /6弦 4.0 mm

[製作家情報]
野上三郎 Saburo Nogami 1959年に河野賢に弟子入りし1970年初頭まで同工房で研鑽を積みながら製作に従事。独立後は通常のクラシックモデルのほか、リュートやビウエラ等の古楽器、アルトギター等の合奏用ギターなども精力的に製作。新堀音楽院との長年にわたるコラボレートも同時期に始まっており、アンサンブル用のギター製作をほぼ担当している。これと並行して入門用のギターの普及に力を入れ、当時の全音楽器、日進工業生産のギター監修をつとめ、また矢入一男(K.Yairi)ギターとも1990年代までほぼ彼の製作史の最後にまでわたっての協力関係を築いており、同ブランドのクラシックギター開発に寄与している。

[楽器情報]
野上三郎製作 1990年製Usedです。ラベルは通常のデザインのものと併せて直筆の為書きが添えられています。おそらく女性のオーナーの依頼によるものか弦長は636㎜のショートスケール仕様。表面板はセダー、横裏板は中南米産ローズウッド材を使用。ロゼッタデザインはホセ・ルイス・ロマニリョスの有名なモスク柱廊デザインを採用し、ヘッドシェイプは三つの山を象ったいわゆるトーレスタイプで、スロッテッド部分は裏側からメイプルの板で塞ぐようにしてあります。

表面板は指板脇やサウンドホール周りなど、特に高音側に弾き傷ややや大きめの打痕などがあるほか、駒板下部分は弦交換時の傷が多くあります。裏板は全体に衣服等による軽微な摩擦跡などで比較的きれいな状態。割れ等の修理履歴はありません。ネック、フレットなど演奏性に関わる部分は良好な状態を維持しており、ネックシェイプはDシェイプ、弦高値は3.0/4.0mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰が1.5mm ほどあります。糸巻きはGotoh のセパレートタイプを装着しています。

定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  275,000 円
注文数 :   

製作家/商品名 田村 満 Mitsuru Tamura
モデル/品番 Model/No. No.3000
005_tamuraM_2_03_184
弦長 Scale Length 650mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year 1984年
表板 Top 松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.7mm /6弦 3.4mm

[製作家情報]
田村満 Mitsuru Tamura1928年生まれ。製作家、ギタリストともに注目すべき人材を輩出し続けている四国、高知。その地を代表し、兄の田村廣とともにジャパニーズヴィンテージとして必ず名前の挙がるブランドの一つとなっています。1952年に地元高知に兄が設立した田村ギター製作所で共に働いた後、1966年に独立し自身の工房を設立。兄弟ともに1960年代以降の日本でのクラシック/フラメンコギター人気を形成していきますが、まだスパニッシュギター製作の受容が途上の段階であったこの時期の日本において、なかば本能的に、その響きの本質に近づく仕事を成し遂げたことは評価に値するものと言えます。本場スペインの響きとニュアンスを十全に備えたギターとしては当時比肩しうるものがなかったと言ってよいほどで、特に初期の1960年代~1970年代初期のものはギターファンの間で高い評価を得ています。1970年代から亡くなるまでは高まる需要に対応するために工房も多産体制に、必然的に作家性は薄れてゆくものの、スペイン的なものを日本人らしい堅実さでバランスよくまとめたモデルを製作し続けたブランドとしてのポテンシャルはやはり評価に値すると言えます。

[楽器情報]
田村満 1984年製 モデルNo.3000 Usedです。中南米ローズウッド材を横裏板に使用したハイスペックなモデルで、すっきりした響きで力があり、バランスも良く、表情の変化もしっかりとあります。

表面板の特に下部に集中して浅い打痕とそれに伴う塗装の色味の変化が生じていますがその他は弾きキズ等も少なく、横裏板も衣服等による細かな摩擦あとのみとなっており全体的に年代考慮するときれいな状態です。ネック、フレットなどの演奏性に関わる部分も問題ありません。ネックシェイプは薄めのDシェイプで弦高値は2.7/3.4mm(1弦/6弦 12フレット)、サドル余剰は1.0~1.5mmとなっています。

表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に1本のハーモニックバーと広めの補強プレート、下側は一本のハーモニックバーとその中央部分を起点として高音側縁部分に向かって斜めに伸びてゆくように配置されたもう一本のバー(トレブルバー)、そして計6本の扇状力木がセンターに配された1本を境に低音側に3本、高音側に2本設置され、これらの先端をボトム部分で受け止めるようにハの字型に配置された2本のクロージングバーという全体の構造。レゾナンスはG# の少し上の設定となっています。


定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  217,800 円
注文数 :   

製作家/商品名 茶位 幸信 Yukinobu Chai
モデル/品番 Model/No. 60号 チェンバロギター  No.025700
005_YukinobuC_02_60
弦長 Scale Length 630mm
国 Country 日本 Japan
製作年 Year
表板 Top 松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides 中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
付属品 Option ハードケース
備考 Notes
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 1.1mm /6弦 1.6mm

[製作家情報]
1931年生まれ。大学在学中にヴァイオリンを製作したのがきっかけとなり、以後も独学で弦楽器を中心に製作。1968年からクラシックギターの製作を開始。極めてオーソドックスな、バランス良く豊かに鳴る楽器として人気を博し、また「絶対に壊れない」と本人が豪語するほどに妥協のない職人的な工作は、日本人の好みとしっかりと合致し、クラシック以外のユーザーの支持も多く集めました。現在はご子息の幸弘氏が茶位ギター工房を引き継ぎ製作しています。

[楽器情報]
茶位幸信 60号 チェンバロギター No.025700 Usedの入荷です。合奏用として発案され、弦は復弦で計12本のスチール製のものを張ります。調弦は通常のギターと同じになります。表面板は松、横裏板は中南米ローズウッドを使用した、この製作家のモデルの中ではハイスペックな仕様になっており、通常の円形サウンドホールではなくリュートやウード式のイスラム的?な文様を掘り出して装飾的に仕上げたもので、復弦とのヴィジュアル的な相乗による古楽器的デザインが試みられています。スチール弦の張力に対応してネックにはトラスロッドが内蔵されており、現状でもネックは真っ直ぐを維持しています。フレットは1~12フレットの交換歴があり、13フレット以降と形状と大きさが異なっていますが演奏には問題ありません。割れなどの修理履歴はありません。おそらく製作から20~30年ほどは経過していますが、全体に弾き傷や打痕等、年代相応のレベルと言えます。

定価(税込) : 時価 販売価格(税込) :  198,000 円
注文数 :   


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