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> 国産クラシック オールド
国産クラシック オールド
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製作家/商品名
:
尾野 薫 Kaoru Ono
モデル/品番 Model/No.
:
ブーシェモデル No.301
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2018年
表板 Top
:
松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides
:
インディアンローズウッド Solid Indian Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板 セラック
:横裏板 セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 2.8mm / 6弦 4.1mm
〔製作家情報〕
1953年生まれ。中学生の頃よりギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中に、その知識を活かして趣味としてギター製作を開始。1980年、グラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏に師事し、スペイン伝統の製作工法を学び、本格的にギター製作の道へ進む。
その後も伝統的な製作技法を追究し続け、2001年にはスペインにて名工ホセ・ルイス・ロマニリョス主宰の製作講習会に参加。また、アントニオ・マリン本人からも製作技術について直接指導を受け、さらに来日したアルカンヘル・フェルナンデスからも、製作に関する貴重な助言と激励を受けている。
尾野氏の最大の特徴は、独自の科学的考察に基づく、極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と、それを自身の楽器製作へと昇華させている点にある。各楽器個体の最良の鳴りを追求した結果として生み出される、透徹した音響バランスと、雑味のない透明で美しい響きは特筆に値する。
また音響面に留まらず、細部にまで行き届いた精緻な造作と、繊細な塗装による外観の気品も比類なく、トータルクオリティにおいて、現在の国内最高峰と言える完成度を誇る楽器を製作している。年間製作本数は約10本。2020年には、フランスの出版社 Camino Verde 刊 Orfeo Magazine No.15 にて、インタビューおよび楽器が紹介された。
2024年7月に逝去されたが、その作品は現在もなお変わらぬ高い評価を受け続けており、多くの演奏家や愛好家に支持されている。
〔特徴〕
形式としてだけのレプリカではなく、オリジナルであるロベール・ブーシェ(1898~1986)の音響美学と真摯に対峙し、尾野氏自身のセンスによって絶妙な現代性をまとわせた見事なブーシェモデルです。個人的な親交のあった故・稲垣稔氏が所有していたブーシェをモデルとし、この稀代の名器を弾きこなしてきたギタリストとの対話を通じて深められた理解が、本作の完成度の高さに大きく寄与していることは間違いないでしょう。
まろやかで重厚な響きには誰もがブーシェ的な特徴を感じ取ることができます。その一方で、各音はあくまでも凛と引き締まり、オリジナルでももしかすると聴くことのできないほどの透徹した、ある種の厳しさをまとっている点に、尾野氏ならではの個性が表れていると言えます。
内部構造は、左右対称の5本の扇状力木に加え、駒下の位置に配されたトランスバースバーという、ブーシェ特有の設計を踏襲。レゾナンスもオリジナル同様、Aのやや上に設定されています。糸巻きにはスローン製を装着しています。
演奏に伴う弾き傷は若干見受けられるものの、全体的なコンディションは良好です。ネックの反りもなく、弦高も弾きやすく調整されています。
音のバランス、伸びともに申し分なく、さらに中古市場には滅多に出回らない希少なブーシェモデルの入荷は、大変貴重な機会と言えるでしょう。とりわけ本作のように製作意図と完成度が高いレベルで一致した個体は、市場においても例が少なく、単なるコピーを超えた「一つの作品」として評価されるべき一本です。ブーシェの系譜に深く根ざしながらも、尾野氏の解釈と美意識が随所に息づく本器は、演奏者に新たな表現の可能性を提示してくれることでしょう。
コレクションとしてはもちろん、実用的なコンサートギターとしても十分に応えてくれる、長く弾き込みたくなる魅力に満ちた逸品です。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: お問い合わせ下さい。
製作家/商品名
:
尾野 薫 Kaoru Ono
モデル/品番 Model/No.
:
オリジナルモデル No.107
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
1999年
表板 Top
:
松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides
:
インディアンローズウッド Solid Indian Rosewood
付属品 Option
:
アランフェスケース 青
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板/セラック
:横裏板/セラック
糸 巻:フステーロ
弦 高:1弦 3.0mm / 6弦 3.6mm
〔製作家情報〕
1953年生まれ。中学生の頃よりギターを弾き始め、大学の木材工芸科在学中に、その知識を活かして趣味としてギター製作を開始。1980年、グラナダの巨匠アントニオ・マリンの弟子であるアルベルト・ネジメ・オーノ(禰寝孝次郎)氏に師事し、スペイン伝統の製作工法を学び、本格的にギター製作の道へ進む。
その後も伝統的な製作技法を追究し続け、2001年にはスペインにて名工ホセ・ルイス・ロマニリョス主宰の製作講習会に参加。また、アントニオ・マリン本人からも製作技術について直接指導を受け、さらに来日したアルカンヘル・フェルナンデスからも、製作に関する貴重な助言と激励を受けている。
尾野氏の最大の特徴は、独自の科学的考察に基づく、極めて理論的なスペイン伝統工法の解析と、それを自身の楽器製作へと昇華させている点にある。各楽器個体の最良の鳴りを追求した結果として生み出される、透徹した音響バランスと、雑味のない透明で美しい響きは特筆に値する。
また音響面に留まらず、細部にまで行き届いた精緻な造作と、繊細な塗装による外観の気品も比類なく、トータルクオリティにおいて、現在の国内最高峰と言える完成度を誇る楽器を製作している。年間製作本数は約10本。2020年には、フランスの出版社 Camino Verde 刊 Orfeo Magazine No.15 にて、インタビューおよび楽器が紹介された。
2024年7月に逝去されたが、その作品は現在もなお変わらぬ高い評価を受け続けており、多くの演奏家や愛好家に支持されている。
〔楽器情報〕
1999年製作のオリジナルモデル No.107。弦長は650mmで設定されています。
柔らかく軽やかな音色が特徴で、高音から低音まで非常にバランスが良く、尾野氏ならではの透明感のある美しい響きを備えています。音量、レスポンス、音の伸びはいずれも過不足のない絶妙なバランスで、弦の張りも柔らかく、演奏性に優れたセッティングです。
全面セラックニス仕上げで、糸巻きにはフステーロ製を装着。ネックは真っ直ぐで演奏性は良好、フレットの摩耗もほとんど見られません。弦高は1弦 3.0mm、6弦 3.6mmに調整されており、サドルの余剰も約1.5mm残されているため、今後の調整も可能です。
製作から約25年が経過しており、サウンドホール付近の高音側に細かな弾き傷、表面板ボトム部中央付近に擦り傷が見られますが、いずれも浅いもので演奏への影響はありません。割れ等の修理履歴はなく、セラックの変性も見られない良好なコンディションを保っています。アランフェスケース(青)が付属します。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: お問い合わせ下さい。
製作家/商品名
:
河野 賢 Masaru Kohno
モデル/品番 Model/No.
:
Special XA 0502
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
1982年
表板 Top
:
松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板 カシュー
:横裏板 カシュー
糸 巻:ロジャース
弦 高:1弦 3.2mm / 6弦 4.2mm
〔製作家情報〕
河野 賢 Masaru Kohno 1926年茨城県水戸に生まれる。
1948年3月東京高等工芸学校木材工芸科(現千葉大学建築科)卒業と同時にギター製作を開始。ギター製作に関しては独学で、最初に作った一本は中出阪蔵のギターを検分し作り上げたものだったようです(中出阪蔵との直接の交流はありません)が、楽器構造には最初期より様々な試みを行い、中にはかなり当時としてイノベイティブな発想のものもみられます。これらの研究と実践はやがて1960年代後半には表面板の木目に沿って水平と垂直の方向で組み合わされたスクエアを基礎とした力木配置として結実することになり、これは様々にバリエーションを変化させながら現在にまで至っています。
また1960年にはスペインに渡り、イグナシオ・フレタやアルカンヘル・フェルナンデスの工房を訪れ本場スペインギターに関する見識を深め、自身の製作に活かしてゆきます。そして1967年9月、ベルギーのリエージュ国際ギター製作コンクールで金メダル受賞し、国際的に名前が知られるきっかけとなります。同年に甥の桜井正毅が工房スタッフに加わり、1998年に他界したあとはこの工房を引き継ぎ、桜井/河野ブランドとしてモデルラインナップを継続しています。
日本における高級ギター製作のパイオニア的存在であり、当時も今も非常にファンの多い国内ブランドです。スペインギターのエッセンスを彼なりに独自に再構成し、日本人の演奏嗜好にフィットした音響と演奏性、良質な木材を使用した高級感のある全体に仕上がりは邦人製作家としてこれまでになかったような域に達し、日本という市場におけるギター需要を一気に集中させるほどの人気を誇りました。海外からも日本産ブランドの筆頭として現在も高い評価を得ています。
〔楽器情報〕
河野 賢 Special 1982年製(XA 0502)Used です。号数でのグレード表記(No.30、No.50など)からモデル名による表記へと変わる最初期のもので、最上位機種であるMaestro の次に位置するモデルになります。価格グレード的にはミドルクラスに位置する本器ですが、仕様的には充実しており、当時既に高級ブランドとしてのアイデンティティを国内において確立していた河野氏の悠揚たる矜持を見ることができる一本となっています。
河野氏が開発した力木構造はシンプルながら現在でも非常に示唆に富んだ、当時として革新的とも言えるもので、この構造原理とその理念的なアプローチは現在の桜井河野ブランドへも受け継がれていると言えるでしょう。表面板全体を平行に近い(ほぼ木目に沿って設置された)力木と、高音側と低音側とをつなぐ数本(1本のみ短い設計)のバーとによって形成されるスクエアな構造で、伝統的なスペインギターの典型とされる扇状力木構造を応用しつつ独自な設計を編み出しています。
まず通常のギターと同様にサウンドホール上下(ネック側とブリッジ側)に1本ずつのハーモニックバーを設置、この2本のバーの間のホール周りには同心円状にかなり広く(幅5センチほどの)厚めの補強板が貼られています。下側ハーモニックバーからさらに5センチほどブリッジ寄りの所にも1本のバーが設置されており、これを起点(上端の位置)に6本の扇状力木がちょうど表面板センターに配置された1本を境として高音側に3本、低音側に2本、互いにほぼ平行に近い角度で設置されています。これらの下端は、ボトム部ぎりぎり設置されたもう一本のバーが受け止める形になっており(ただし一番高音側から2番目の力木だけはこのバーを通り越してボトムに到達しています)、さらに駒板の位置には横幅いっぱいに補強板が貼られ、ここから数センチほどボトム寄りの位置にも1本のバーが6本の力木の範囲だけこれら力木と交差して設置されています。レゾナンスはG付近に設置されています。
河野ギターのエッセンスが円満に備わっており、均質な音とバランス、艶やかで慎ましく明るい響き、タッチに対する許容範囲が広く、誰もが楽しめるような絶妙な着地点が見極められています。撥弦の感覚とシンクロするような発音特性(音の大きさと反応の速さにおいて)があり、ほとんどオートマティックとさえ言えるほどに音色が統一されているので音楽が自然に整っていきます。音量はしっかりと豊かに鳴るものの、現在の「桜井河野」の音圧の高さやダイナミックな振幅とはやや異なり、むしろ繊細で落ち着きを感じさせるものとなっており、この点でも先述の、音楽の自然な安定感に繋がっていると言えます。
40年以上を経たこのブランドのUsed品として、外観と演奏性の両方でとても良好な状態を維持している一本です。割れなどの大きな修理歴はなく、表面板は1mm未満~2mm程の軽微なキズが散在している程度で、横裏板も塗装の白化はあ全体に見られるもののキズに関しては衣服等による僅かな摩擦のみでやはり綺麗な状態を維持しています(塗装白化はこの時期の楽器に頻繁に見られるもので、幾層に塗り重ねた塗装の内層においておそらく湿度変化等の影響を受けての現象ですので塗装そのものの性質には影響ありません)。ネック裏も殆どキズはありません。ネック、フレットともに良好な状態、ネック形状は普通の厚みのDシェイプでフラットな加工、弦高値は3.0/4.0mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰は2.0~3.0mmありますのでお好みに応じてさらに低く設定することも可能です。ただしネックの差し込み角が浅く弦高はローからハイフレットまでフラットな感触で弦の張りも中庸なので左手は楽に弾ける感覚があります。糸巻はカナダ製の高級ブランドRodgers 製を装着しており、こちらも機能は良好です。ボディ重量は1.73kg。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 412,500 円
製作家/商品名
:
河野 賢 Masaru Kohno
モデル/品番 Model/No.
:
Professional-R KB 0404
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
1995年
表板 Top
:
松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides
:
インディアンローズウッド Solid Indian Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース 黒
備考 Notes
:
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:表板 カシュー
:横裏板 カシュー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.7mm /6弦 3.7mm
〔製作家情報〕
河野 賢 Masaru Kohno 1926年茨城県水戸に生まれる。
1948年3月東京高等工芸学校木材工芸科(現千葉大学建築科)卒業と同時にギター製作を開始。ギター製作に関しては独学で、最初に作った一本は中出阪蔵のギターを検分し作り上げたものだったようです(中出阪蔵との直接の交流はありません)が、楽器構造には最初期より様々な試みを行い、中にはかなり当時としてイノベイティブな発想のものもみられます。これらの研究と実践はやがて1960年代後半には表面板の木目に沿って水平と垂直の方向で組み合わされたスクエアを基礎とした力木配置として結実することになり、これは様々にバリエーションを変化させながら現在にまで至っています。
また1960年にはスペインに渡り、イグナシオ・フレタやアルカンヘル・フェルナンデスの工房を訪れ本場スペインギターに関する見識を深め、自身の製作に活かしてゆきます。そして1967年9月、ベルギーのリエージュ国際ギター製作コンクールで金メダル受賞し、国際的に名前が知られるきっかけとなります。同年に甥の桜井正毅が工房スタッフに加わり、1998年に他界したあとはこの工房を引き継ぎ、桜井/河野ブランドとしてモデルラインナップを継続しています。
日本における高級ギター製作のパイオニア的存在であり、当時も今も非常にファンの多い国内ブランドです。スペインギターのエッセンスを彼なりに独自に再構成し、日本人の演奏嗜好にフィットした音響と演奏性、良質な木材を使用した高級感のある全体に仕上がりは邦人製作家としてこれまでになかったような域に達し、日本という市場におけるギター需要を一気に集中させるほどの人気を誇りました。海外からも日本産ブランドの筆頭として現在も高い評価を得ています。
〔楽器情報〕
河野 賢 Professional-R 1995年(KB 0404)Usedです。1998年に亡くなったこの日本のギター製作におけるパイオニアの、晩年といえる時期の作になります。もっとも当時既にファクトリーとしての分業制を確立していたこのブランドの、中でもエントリーに位置づけられる本器は氏本人の手は監修といったところにとどまっていると考えられるものの、細部に至るまで氏の製作哲学が行き渡った完成度の高さはやはり見事と言えるでしょう。河野氏亡き後は桜井正毅氏がそれを十全に受け継ぎ、「桜井 河野」ラベルで本モデルも継続してゆくことになります。桜井氏が河野ギターをさらに(容赦なくと言えるほどに)計算による洗練を施してゆきシェアを拡大してゆきますが、河野氏が最後まで持っていたどこか角の取れた、柔和な力強さといったものに今も多くのファンが惹かれるファンは多いでしょう。
表面板力木構造は河野賢の特徴的な設計。サウンドホール上側(ネック側)に1本、下側(ブリッジ側)に2本のハーモニックバーを設置、この3本とも高さと形状が異なります。表面板下部は左右対称計7本の、扇状ではなく互いに平行にに配置された力木、駒板位置には駒板よりも横幅を広くとった補強プレート、その補強板の上下(ネック側トボトム側)にも短いバーが7本力木の一番外側から2番目の力木2本の間を繋ぐように設置され、さらにボトムに近い部分にも横幅いっぱいに1本のバーが設置され7本の力木の下端を受けとめています。つまりバーはサウンドホール上下に慣例的に設置されるハーモニックバーのほかにも駒板を上下から挟むように設置された短い2本のバー、そしてボトム部にこれも通常なら2本のバーをV字型に配置するところ1本で7本全ての力木を受けとめているクロージングバーという計6本にも及び、7本の力木と垂直関係に配置されることでいくつものスクエアな領域を形成する実に独特の設計になっています。視覚的にはちょうど駒板のサドル部を中心とする同心四角形を描くような全体の配置となっており(どこか日本建築的な審美性を感じさせもします)、その各々の構造体もまたブリッジのエリアは繊細に作られ、外側にいくにしたがって強固な造りになっています。レゾナンスはF#~Gの間に設定されています。
心地良い発音、艶やかで明るい音、すぐれて均質な音とバランス、両手共に反応が速くどんどんと滑るように音が連なってゆき、細部までくっきりとした身振りで自然にドライブしてゆく(ほとんど楽器がタッチを補ってくれるかのような感触)。河野氏ならではの演奏性と発音特性はエントリーモデルである当器でもしっかりと備わっています。
しっかりと弾き込まれてきたのでしょう、表面板全体には浅い弾きキズやスクラッチあと、大小の打痕、駒下位置には弦交換時の搔きキズがあります。横板は特に高音側はやや搔きキズや打痕が低音側に比較すると多く見られます。裏板も衣服の細かな擦れや高音側のエリアにはスクラッチあとや打痕がやや多く見られます。割れや改造、再塗装などの大きな修理履歴はありません。ネックはわずかに順反りですが標準設定の範囲内、フレットは1~2フレットでわずかに摩耗見られますがこちらも演奏性には全く影響ありません。ネック形状は薄めのDシェイプ、角の取れた形でやはり左手のグリップ感が心地よい。弦高値は2.7/3.7mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰は0.5~1.0mmとなっています。弦の張りは中庸からやや弱めの感触なので左手はあまりストレスを感じることなく演奏できます。糸巻はGotoh製35G1600タイプを装着しておりこちらも現状で機能的に良好です。ラベルには製作家の直筆署名あり。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 385,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
廣瀬 博彦・達彦 Hirohiko&Tatsuhiko Hirose
モデル/品番 Model/No.
:
No.30
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
650mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
1977年
表板 Top
:
松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース黒
備考 Notes
:
ネック:マホガニー
指 板:黒檀
塗 装:表板 セラック
:横裏板 ラッカー
糸 巻:フステーロ
弦 高:1弦 3.8mm / 6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
広瀬博彦・達彦。日本の製作家。父・広瀬博彦と息子・達彦による親子での製作活動を行っていました。1970年代を中心に、丁寧な工作と落ち着いた音色のギターを製作し、国内の演奏家から評価を得ていたブランドです。
〔楽器情報〕
1977年製作のNo.30です。弦長650mmで設定されています。
表面板はセラック、横裏板はラッカー塗装仕上げで、糸巻きにはフステーロ製を装着。ネックはわずかに順反りで良好な状態、フレットも良好です。弦高値は1弦3.8mm、6弦4.0mmで調整されており、サドル余剰は1.6mmあります。
製作から47年が経過した楽器です。年代から見て通常の状態で、表面板全体に通常使用によるものとみられる細かな傷が散見されます。駒板付近低音側に打痕、ボトム部エッジ付近に数か所打痕、トップ部高音側に打痕がありますが、いずれも演奏使用によるもので、塗装は良好です。割れ等の修理履歴はなく良好な状態です。ハードケース(黒)が付属します。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 198,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
石井 栄 Sakae Ishii
モデル/品番 Model/No.
:
トーレスモデル
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
640mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
2009年
表板 Top
:
松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides
:
インディアンローズウッド Solid Indian Rosewood
付属品 Option
:
無し
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:エボニー
塗 装:表板/セラック
:横裏板/ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm / 6弦 3.7mm
〔製作家情報〕
石井栄 Sakae Ishii 1947年 長野県上田市生まれ。早くから木(と木工)に興味を持ち、大学は東京教育大学農学部に進み、ここで木材工学を学んでいます。もともとフラメンコギターが大好きだったという彼がギター作りを生業とするきっかけは大学卒業後しばらくしてから渡欧した際の、やはりスペイン滞在時のことで、ここで出会ったギター職人やギタリストたちからの影響が決定的だったようです。帰国後1972年には茶位幸信の工房に入り楽器作りを学びます。1984年まで同工房で働いたあと現在の長野県上田市に戻り工房を設立、現在に至ります。
類まれな探求心、好奇心、集中力と同時に精確な木工技術の持ち主であり、自ら工具を創作してしまう発明者であり、興味を持ったすべての楽器(クラシックギター、ヴァイオリン、ポルトガルギター、リュート、バロックギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ等々)をそれぞれのハイクオリティレベルで作り上げる職人であり、田邉雅啓、中野潤、佐久間悟、丸山太郎、岩田裕といった国内の重要なギター製作家を輩出したすぐれたメンターであり、極めて節度のある人格者でもある石井氏の楽器は、しかし強烈な作家性が刻印されているというものではなく、まさに自身が適切に語るように「木が導くままに」そのキャラクターがおのずと決定してゆくもので、自然で清々しいそのたたずまいは多くのギターファンに愛されています。現在は受注生産など限定的な製作のみとなっており、市場には中古のみとなっていますが、誰もが納得するクオリティとコストパフォーマンスの高さゆえ、人気の高いアイテムとなっています。
〔楽器情報〕
石井栄 製作の2009年製 640mmショートスケール Usedです。ヘッドシェイプやボディシェイプや各部意匠(ヘリンボーンをあしらったロゼッタや駒板に象嵌されたドットなど)からおそらくトーレスモデルとして出荷されたもの。
いかにもこの製作家らしい、落ち着いた佇まいと研ぎ澄まされた感性が同居したトーレスモデルの佳品です。同時に細部にはある意味挑戦とも読める斬新ささえ感じさせるものがあり、こうしたことを自然にできてしまうのもまた氏ならではでしょう。しなやかで、くっきりとして、どこか優しく、同時に凛とした音と表情。響きは重くなり過ぎず、しかし十分な力強さの低音ときりっとした高音とが自然なバランスの中に収まっており、音量的ダイナミズムも不足はありません。発音には全くストレスは感じさせないもののやはりスペインギターを基本とした適切な粘りがあり、特に本器の場合はオリジナルトーレスの特徴の一つである指先に音像が心地良くまとわりついてくるような発音の特性があります。
表面板の力木配置は、サウンドホール上側(ブリッジ側)に2本のハーモニックバーとサウンドホールの幅に合わせて補強板がこの2本の間に設置されており、下側(ブリッジ側)にも1本のハーモニックバーを設置し、ホール周りはロゼッタの範囲を覆うように補強板を設置、そしてその補強板の高低音側それぞれの外縁から横板に向かって1本ずつの短い力木(横板に接している)が設置されています。表面板下部エリアは左右対称5本の扇状力木と、駒板位置にほぼ横幅いっぱいに設置された補強板(これは駒板の短辺よりもやや狭く、よりサドルのエリアに限定して設置されています)、さらにこれとボトムとの間に側板に沿うようにわずかに湾曲した1本のバーが設置されており、5本の扇状力木はこの湾曲したバーを貫通してその下端をボトム直ぐ近くの位置まで伸ばしています。この湾曲したバーと扇状力木との配置関係はなかなか珍しいもので、トーレスであればここで2本のバーをV字型に配置して扇状力木の下端を受け止める(貫通させるのではなく)ように配置するのですが、本器では1本の、湾曲したバーを、力木に貫通させており、トーレスだけでなくスペインギター一般においても見られない設計を採用しています。レゾナンスはG#~Aの間に設定されています(ちなみにこれもトーレスとしてはかなり高めの設定です)。
再塗装や改造などの履歴、また割れなどの大きな修理歴などはありません。表面板の指板脇やサウンドホール周辺などはやや弾きキズなどが集中して見られるもののその他のキズも含めて軽微なものなのであまり目立たず、経年の自然な変化の範囲内です。横裏板も同様ですが、裏板上部高音側にセラックが恐らくは熱で若干軟化したあとの使用でややざらついた表面になっている箇所がありますがさほどに目立ちません。ネックは厳密にはほんのわずかに順反りですが設定としてはベストな状態です。指板は1~5フレットでわずかに摩耗ありますが演奏時に気になるレベルではなくこちらも軽微なもの。フレットは良好な状態を維持しています。ネック形状は薄めのDシェイプ、弦高値は2.8/3.7mmでサドル余剰は1.0mmとなっています。弦の張りは中庸からやや弱めですので左手の握力やサイズ感でお悩みの方にもおすすめの仕様となっています。糸巻はゴトー製を装着し、こちらも現状で機能的に問題はありません。
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定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 198,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
野上 三郎 Saburo Nogami
モデル/品番 Model/No.
:
(為書きラベル)
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
637mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
1990年
表板 Top
:
杉 Solid Ceder
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース 茶
備考 Notes
:
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:表板 カシュー
:横裏板 カシュー
糸 巻:ゴトー(単式タイプ)
弦 高:1弦 3.0mm / 6弦 4.0mm
[製作家情報]
野上三郎 Saburo Nogami 1959年に河野賢に弟子入りし1970年初頭まで同工房で研鑽を積みながら製作に従事。独立後は通常のクラシックモデルのほか、リュートやビウエラ等の古楽器、アルトギター等の合奏用ギターなども精力的に製作。新堀音楽院との長年にわたるコラボレートも同時期に始まっており、アンサンブル用のギター製作をほぼ担当している。これと並行して入門用のギターの普及に力を入れ、当時の全音楽器、日進工業生産のギター監修をつとめ、また矢入一男(K.Yairi)ギターとも1990年代までほぼ彼の製作史の最後にまでわたっての協力関係を築いており、同ブランドのクラシックギター開発に寄与している。
[楽器情報]
野上三郎製作 1990年製Usedです。ラベルは通常のデザインのものと併せて直筆の為書きが添えられています。おそらく女性のオーナーの依頼によるものか弦長は636㎜のショートスケール仕様。表面板はセダー、横裏板は中南米産ローズウッド材を使用。ロゼッタデザインはホセ・ルイス・ロマニリョスの有名なモスク柱廊デザインを採用し、ヘッドシェイプは三つの山を象ったいわゆるトーレスタイプで、スロッテッド部分は裏側からメイプルの板で塞ぐようにしてあります。
表面板は指板脇やサウンドホール周りなど、特に高音側に弾き傷ややや大きめの打痕などがあるほか、駒板下部分は弦交換時の傷が多くあります。裏板は全体に衣服等による軽微な摩擦跡などで比較的きれいな状態。割れ等の修理履歴はありません。ネック、フレットなど演奏性に関わる部分は良好な状態を維持しており、ネックシェイプはDシェイプ、弦高値は3.0/4.0mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰が1.5mm ほどあります。糸巻きはGotoh のセパレートタイプを装着しています。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 220,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
茶位 幸信 Yukinobu Chai
モデル/品番 Model/No.
:
60号 チェンバロギター No.025700
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
630mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
表板 Top
:
松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides
:
中南米ローズウッド Solid South American Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース
備考 Notes
:
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:表板:ポリウレタン
:横裏板:ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 1.1mm / 6弦 1.6mm
[製作家情報]
1931年生まれ。大学在学中にヴァイオリンを製作したのがきっかけとなり、以後も独学で弦楽器を中心に製作。1968年からクラシックギターの製作を開始。極めてオーソドックスな、バランス良く豊かに鳴る楽器として人気を博し、また「絶対に壊れない」と本人が豪語するほどに妥協のない職人的な工作は、日本人の好みとしっかりと合致し、クラシック以外のユーザーの支持も多く集めました。現在はご子息の幸弘氏が茶位ギター工房を引き継ぎ製作しています。
[楽器情報]
茶位幸信 60号 チェンバロギター No.025700 Usedの入荷です。合奏用として発案され、弦は復弦で計12本のスチール製のものを張ります。調弦は通常のギターと同じになります。表面板は松、横裏板は中南米ローズウッドを使用した、この製作家のモデルの中ではハイスペックな仕様になっており、通常の円形サウンドホールではなくリュートやウード式のイスラム的?な文様を掘り出して装飾的に仕上げたもので、復弦とのヴィジュアル的な相乗による古楽器的デザインが試みられています。スチール弦の張力に対応してネックにはトラスロッドが内蔵されており、現状でもネックは真っ直ぐを維持しています。フレットは1~12フレットの交換歴があり、13フレット以降と形状と大きさが異なっていますが演奏には問題ありません。割れなどの修理履歴はありません。おそらく製作から20~30年ほどは経過していますが、全体に弾き傷や打痕等、年代相応のレベルと言えます。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 198,000 円
注文数
:
製作家/商品名
:
茶位 幸信 Yukinobu Chai
モデル/品番 Model/No.
:
No.10 Alto 095370
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
530mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
表板 Top
:
松 Solid Spruce
横裏板 Back & Sides
:
インディアンローズウッド Solid Indian Rosewood
付属品 Option
:
専用セミハードケース
備考 Notes
:
ネック:セドロ
指 板:ローズ
塗 装:表板/ポリウレタン
:横裏板/ポリウレタン
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 3.2mm / 6弦 4.2mm
〔製作家情報〕
1931年生まれ。大学在学中にヴァイオリンを製作したことをきっかけに、以後は独学で弦楽器製作に取り組み、1968年よりクラシックギターの製作を開始しました。
極めてオーソドックスで、バランス良く豊かに鳴る楽器として高い評価を得る一方、「絶対に壊れない」と本人が豪語するほど妥協のない堅牢な作りも大きな特徴です。その職人的な工作は日本人の嗜好とよく合致し、クラシックギター愛好家のみならず、他ジャンルの演奏者からも幅広い支持を集めました。
装飾を抑えた渋めの作風は、どちらかと言えばドイツギターに近く、質実剛健な高品質の楽器といえます。現在はご子息・幸弘氏が茶位ギター工房を継承し、製作を続けています。
〔楽器情報〕
茶位幸信製作のアルトギター No.10です。弦長は530mmに設定されています。
入門モデルの普及と並行して、合奏用ギターの製作にも積極的に取り組んできたブランドだけに、アルトギターにおいてもクオリティは十分。音の立ち上がりも良く、しっかりとした響きを備えた一本で、中古アルトギターとして安心しておすすめできます。
ネックは適度な順反りで演奏性は良好です。サドルの残量にも余裕があり、弦高調整の幅が広く、使用者の要望に応じたセッティングが可能です。横裏板に軽微な白濁が見られますが、外観上大きく目立つものではなく、使用上の問題はありません。
表板には数か所の打ち傷が見られ、合奏等で活躍してきたことがうかがえます。割れなどの修理履歴はなく、全体として良好なコンディションを保っています。専用セミハードケースが付属します。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 38,500 円
注文数
:
製作家/商品名
:
金山 巌 Iwao Kanayama
モデル/品番 Model/No.
:
250
スペック
カタログ
&問合せ
弦長 Scale Length
:
652mm
国 Country
:
日本 Japan
製作年 Year
:
表板 Top
:
松合板 Spruce
横裏板 Back & Sides
:
インディアンローズウッド合板 Indian Rosewood
付属品 Option
:
ハードケース
備考 Notes
:
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:表板 カシュー
:横裏板 カシュー
糸 巻:ゴトー(単式)
弦 高:1弦 2.6mm / 6弦 3.0mm
[楽器情報]
金山巌製作の「特選ガット」ギター中古です。年式は不明、表面板松材、横裏板ローズウッドのオール合板仕様。おそらく1960~70年代の作かと思われますが、全体に相応のキズ、打痕等があります。ネックの状態は良好で、真っすぐの状態を維持しており、フレットも適正値を維持しております。弦高もクラシックとしては低めの2.6/3.0mm(1弦/6弦 12フレット)に設定されていますので左手はかなり弾きやすく感じます。ネックシェイプはやや厚めのDシェイプでしっかりしたグリップ感なので好みが分かれるところですが、フィット感は良いと思います。現在は単式の国産糸巻(おそらくGotoh製)が装着されています。ピッチ間数値は37㎜ですので3連プレート式のものに交換の際はご注意ください。
オール合板仕様ですがふっくらとした鳴りでヴィンテージ感たっぷりの音色。表面板内部構造はサウンドホール上下各一本のハーモニックバー、3本の扇状力木(表面板のセンターに寄り添うようにして配置されている)と、ブリッジ両端をそれぞれ起点として各2本の力木が近接する横板に向かってV字を形成するように配置されているというちょっと変わった構造をしています。
定価(税込)
: 時価
販売価格(税込)
: 38,500 円
注文数
:
1~10件目/合計11件 1ページ目/合計2ページ
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